おじさんと、二人だけの秘密だよ。まだ分かっていないよねぇ。
お嬢ちゃん自身の、あどけない、可愛らしさを、おじさん、数え上げてみたいなぁ~。
そして、その可愛らしいところを、撮ってもいいかなぁ~。
大人になりきっていない、お嬢ちゃんのきれいなところを。
フンワリ膨らんだ、お嬢ちゃんのスカートを見ていると、
おじさんは、沖に進んでいく船をイメージするんだ。
拗ねて、身体をゆらして、
大人の世界に、漕ぎ出すようだよね。
丸味を帯びて、少し膨らんだ肩の上に乗っかった。
その可愛い顔が、
無邪気に唇を尖らせて、
怖いもの知らずの、駄々っ子のように、未来を見つめている。
こんなこと、おじさんが言ってたなんて、言いふらしたらダメだよ。
お嬢ちゃんの、あどけない、可愛らしさを、おじさん、数え上げてみたいなぁ~。
そして、その可愛らしいところを、撮ってもいいかなぁ~。
大人になりきっていない、お嬢ちゃんのきれいなところを。
布地がツンと突き出ている胸元は、
きれいな、きれいな、飾り棚。成長の証だよね。
おじさんには、眩しいよ。
輝く、無敵の盾だよね。
ふたつのバラ色の鋲が打ち付けられた、まぶしい盾だぁ。
きっと、いいものがいっぱい詰まっているんだよねぇ~。
お酒に、香水に、ひょっとすると変な薬も仕舞っているのかなぁ?
おじさんを、クラクラさせるものばかりだよねぇ~。
その可愛らしい両足が、スカートの襞を蹴るだびに、
おじさんの暗い願いは、いじめられているんだよ。
まるで二人の魔法使いが、
深い壺で、悪い薬をかき混ぜているようだよぉ……。
その両腕は、鱗を光らせる蛇のようだよ。
喧嘩っ早い半グレでさえも、その両腕で、
ぎゅうぎゅう締め上げて、
完全に、手玉に取りたいんだよね。悪い子だぁ。
丸味を帯びて、少し膨らんだ肩の上に乗っかった。
その可愛い顔が、
無邪気に唇を尖らせて、
怖いもの知らずの、駄々っ子のように、未来を見つめている。